アジアにおけるエンプソン:三ヵ国語の文献索引データベース

アジアにおけるエンプソン:三ヵ国語の文献索引データベース

 

エンプソンの学生

中国人学生

金隄 (1921 - 2008)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Jin Di 金隄 金隄

金隄は、外国語文学研究者、翻訳者。ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』の初中国語翻訳者として最も知られている。国立西南聯合大学卒業後、北京大学を含む多くの大学にて教鞭を執った。

查良铮 (1918 - 1977)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Zha Liangzheng 查良铮 查良铮

查良铮のペンネームは穆旦。詩人且つ1940後半に九葉詩派を設立したメンバーの一員である。国立西南聯合大学卒業し、渡米を経てシカゴ大学にて修士を取得。詩人のW.H. オーデン、W.B.イーツー、T.S.エリオットの影響を受けたと言う。武侠小説家金 庸 (本名は査 良鏞) と遠縁である。

郑敏 (1920 - 2022)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Zheng Min 郑敏  郑敏

郑敏は中国人学者、詩人。国立西南聯合大学にて哲学を修了し、1940年代初期に現代詩集を出版。アメリカのブラウン大学にて修士を取得。九葉詩派の一員。

杜运燮 (1915 - 2002)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Du Yunxie 杜运燮 杜运燮

杜运燮マレーシア生まれ。中国の現代派詩人、九葉詩派の一員。1945年に国立西南聯合大学を卒業後、1951年に新華社に就職。生涯において詩を創作に全力を注いだ。

袁可嘉 (1921 - 2008)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Yuan Kejia 袁可嘉 袁可嘉

袁可嘉は九葉詩派の一員且つ翻訳者。1946年に国立西南聯合大学を卒業後、1946年から1950年の間に北京大学の教職を経て、『毛沢東詩集』の英訳を担当。

黎锦扬 (1915 - 2018)

Empson エンプソン  燕卜蓀 C. Y Lee 黎锦扬 黎锦扬

黎锦扬はは中華系アメリカ人作家。最も知られている作品はの『フラワー・ドラム・ソング』(1957年)であるは、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインによって同名且つ有名なブロードウェイ・ミュージカルに改編された。1942年に国立西南聯合大学を卒業後、1943年に米国に移民移住。1947年にイエール大学にて演劇の修士を取得。第二次世界大戦後の最初に中国人を題材にし、英語でを用いて執筆した小説家である。

ジェームス・J・Y・リウ (漢字:劉若愚) (1926 - 1986)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Prof. James J. Y. Liu ジェームス・J・Y・リウ 刘若愚

ジェームス・J・Y・リウは中華系アメリカ人学者。専門は中国文学及び比較詩学。北京師範大学 (旧制北京輔仁大学) 及びブリストル大学卒業。多くの大学の教職を経て、スタンフォード大学教授に就任。著作は『中国詩の芸術』(1962)、『中国文学論』(1975)など。

王佐良 (1916-1995)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Wang Zuoliang 王佐良 王佐良

王佐良は、教育者、学者、詩人と翻訳家。中国における国立西南聯合大学の外国語学部を修了後、大学院研究生としてオクスフォード大学で二年間勉強した。その後、彼は帰国し、北京外国語学院の教授、英語学部の主任、副院長に就任。

日本人学生

入江勇起男 (1908 - 1995)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Irie Yukio 入江勇起男 入江勇起男

入江勇起男東京文理大学大学院文学研究科英語英文学専攻修士課程修了、東京教育大学文学部教授。著訳書に『カーライル選集2英雄と英雄崇拝』『カーライル選集4妻と友へ』『エマソン選集2精神について』などがある。

成田成寿 (1907 – 1986)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Narita Shigehisa 成田成寿 成田成寿

成田成寿は、英文学者、東京教育大学名誉教授、文学博士。1932年東京文理科大学国文科卒業。東京高等師範学校教授、東京文理科大教授、東京教育大学教授、定年退官し名誉教授、大妻女子大学教授。

小川和夫 (1909 – 1994)

Empson エンプソン  燕卜蓀 Ogawa Kazuo 小川和夫 小川和夫

小川和夫は、英文学者で、元NHK職員。1935年、東京帝国大学英文科を卒業。1993年、バイロン『ドン・ジュアン』の訳注で、読売文学賞 (研究・翻訳部門) 受賞。